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駒場博物館の建物は旧制第一高等学校(一高)の図書館として建てられたものです。1935年の一高と農学部との校地転換を機に建てられ現存しているものの一つで、正門をはじめ1号館(旧本館)や900番教室(旧倫理講堂)、101号館(旧特設高等科)等とデザインの類似性がみられます。幾度かの改修の後、2003年に従来あった美術博物館(1951年設立)と自然科学博物館(1953年設立)が統合され、駒場博物館として活動を始めることとなりました。
当館1階にある天井が高く美しい造形の展示室で、所蔵資料を紹介する所蔵品展や本学教員の活発な研究活動に基づいた企画による特別展を年に3-4回、定期的に開催しています。総合文化研究科・教養学部ならではの文系・理系の垣根を越えた特色ある活動を続けています。 |